結婚式で挨拶や余興など…ゲストにどのタイミングでお願いするべき?

結婚式を行う時にゲストの協力は必要不可欠です。受け付けや乾杯の発声、挨拶、余興など…様々な面でゲストの力を借りることになります。

では、これらは一体いつのタイミングでお願いするのが良いのでしょうか。

タイミングを間違うと、「非常識なカップル」と相手を幻滅させてしまう可能性もありますので、注意しましょう。

■ギリギリにお願いするのは最も非常識!

ゲストに何かをお願いするときは早ければ早い程よいでしょう。

最もよくないのは、式の一か月前などギリギリになってお願いをすることです。相手も準備に時間がありませんし、断るという選択肢も相手に与えないくらいひっ迫した状況になります。

特に上司の方などに挨拶をお願いする際は、ギリギリにお願いする…ということは絶対にやめておきましょう。

また、余興はゲスト側にもそれなりに準備に時間がかかるケースが多いです。それなのに突然言われたらアナタもやっぱり困ってしまいますよね。

自分がされて困るなと思うなら避けた方がよいでしょう。

■できれば招待状を送付する前に直接お願いするのがベスト!

招待するはずのゲストに式の協力をお願いするのですから、こちらから誠心誠意お願いするのがよいでしょう。

最も良いお願いのタイミングは招待状を送付する前です。

え?まだ招待状も渡してないのにお願いするの?と思われるかもしれませんが、あらかじめ、結婚式の日取りをお伝えし、式の出席の有無を確認します。

そのうえで、受付や余興、あいさつのお願いを直接しましょう。

そして、了承を得ることが出来れば、招待状を送る際に、その中に「誠に恐縮ではございますが当日○○をよろしくお願い申し上げます」など一言添えて送付するようにしてください。

事前に何の了承もなく、招待状に「○○お願いします」と言葉のみを添えて送りつけるのは完全なマナー違反ですから注意しましょう。

■ゲストにお願いごとをするときはメールなどNG!

現代は通信網も発達し、簡単にメールなどで連絡を取ることができます。しかし、受付や挨拶、余興などをお願いするときに、メールで簡単に「よろしくね」なんてお願いするのはNGです。

ハレの舞台に協力をしてもらうのですから、出来れば直接会ってお願いをしましょう。

会うのが難しい場合は、電話でも構いませんが、その際は「本当なら直接会ってお願いすべきところですが…」などという一言を添えるようにしてください。

余興やスピーチを友人に頼むから…と気心知れてるから良いだろうと思うかもしれませんが、ここは礼節を持った行動をとった方が無難です。

■余興をお願いする際はリクエストも添えておくとなおよし!

新郎サイドの余興を新婦サイドが厳しい顔で見ている…なんていう場面に出くわしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

こうしてほしいというリクエストよりも、「これはできればやめてほしい」というリクエストや「年配の方が多いのであまりハメを外した余興は遠慮したい」ときちんと伝えておくようにしましょう。