結婚式にはびっくりするくらいの費用が掛かってしまいます。見積もりを見ると、こちらの予算よりも全然オーバーしてしまった…ということもよくある話です。
無いものは払えませんので、出来るだけ予算に近づけるように削れるところは削りますよね。
しかし、「ここは絶対にケチっちゃダメ!」というポイントもありますので注意しましょう。
■一番削り易いのは、引き出物や料理…でもそこはケチっちゃダメ!
引き出物や料理は、人数分必要ということもあり、ランクを1つ下げるだけでトータルすると数十万円削ることも可能な項目です。
そのため、結婚式費用が高くなってしまうと、つい、そこから削ってしまおうと考える新郎新婦は多くいます。
しかし、このポイントは最後の砦…ケチっちゃダメなポイントです。
結婚式に来てくれるゲストの印象に残り易いのが、料理と引き出物です。そのため、他がどんなに良かったとしても、この2つがショボイ…となると、ゲストの結婚式への評価はグンと下がることになってしまいかねません。
また、「ご祝儀目当ての式なんだな」といやしい印象を与えてしまうかもしれないのです。
一人に5万円も6万円もそんな度を超えた料理や引き出物を準備する必要はありませんが、プランナーさんや親御さんなどにも相談して、出来る最大限のおもてなしはしましょう。
■当日の担当スタッフの人数を削るとゲストから悪印象になることも…
結婚式当日は多くのスタッフの方が一丸となって結婚式の成功へと尽力してくれます。
とくに披露宴会場では、1テーブルに1人か2人、担当のスタッフが付き、飲み物や料理の提供を行ってくれるのですが、スタッフの人件費って結構かかりますよね。
そこで、このスタッフを削減したい!と考える方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ここも、あまりケチらない方が良いポイントの1つとなります。
披露宴会場でスタッフの人数が少ないと、料理の提供が遅れたり、飲み物のオーダーがなかなか出来なかったり…とゲストに不快な思いをさせてしまいかねません。
式場側も適切なスタッフの人数を計算してくれていますので、出来るだけそこは削らないようにしましょう。ただ、「どうしてこんなに人数が必要なのか?」と疑問に思うようなことがあれば、遠慮なくプランナーさんに確認しておいた方が良いですね。
■会場のお花をケチると一気にさみしい印象に…
削れそうで意外と削るのが難しいのがお花代です。お花代は、会場を彩るお花にかかるお金で、「なんだ花なら別に無くてもいいよ」と思われるかもしれません。
しかし、このお花は結婚式会場を煌びやかにするのにとても重要な役割を果たしています。
通常、新郎新婦の席や、各テーブルにお花がセッティングされていますよね。それが無いととてもさみしい印象になってしまうのです。
ただ、お花代を節約するポイントはあって、出来るだけ季節の花で揃えてもらいましょう。
冬にヒマワリや紫陽花を希望するとどうしてもお花代は高くなりがちです。季節に沿った花を利用して貰う事で、お花代はぐっと節約することができます。