結婚式をする!となって見積もりを見ると、その金額にびっくりした…なんていう方も珍しくはありません。
想像している以上に結婚式にはお金がかかるものです。
では、いったいどのくらいお金を掛けるのが妥当なのかな?と気になるところかもしれません。
■全国の平均はどのくらい?
結婚式の相場を出すのって実はとっても難しく、それは結婚式の規模や内容は結構地域性にも左右されると言われているからです。
では、どのくらいが平均なのかな?というと、全国の平均はゲストを50名とした時に約251万円となっていました。
地域別にみると金額には地域差があり、首都圏と九州地方では同じ50名招待した時に50万円以上も差がありますし、東海地方は平均よりも30万円以上高いようです。
■地域性によっても結婚式の費用ってそんなに異なるの?
結婚式ってどこも同じでしょ?と思われるかもしれませんが、実はそんなことはありません。
結婚式の内容は結構地域性に大きな影響を受けているのです。
例えば、ある地域では引き出物にかならず「かつおぶし」を入れるという習慣があるところもありますし、結婚式は昔から煌びやかで派手なものでなければならないという慣習のある地域もあります。
また、披露宴を新郎新婦・両家主催ととらずに別に主催者をたてて、会費形式で行うというスタイルが定着している地域もあるのです。
親御さんが「うちの家ではずっとこういう慣習だからこういう風にしてほしい」という希望を持たれているかもしれません。
自分たちの結婚式だから口を出さないで!と思うかもしれませんが、結婚式は両家がつながる式でもあります。出来るだけ親御さんの話にも耳を傾けるようにしましょう。
その地域、その地域によって、結婚式の慣習などは大きく異なりますので、プランナーさんにもそのことを確認しておいた方が良いでしょう。
■結婚式の金額に正解は無い!
結婚式って決して他人と比べるものではありません。
あの人の結婚式がいくらだったからうちの結婚式もそれ以上じゃないと…なんていうことは決してありませんし、そもそもなかなか自分の結婚式にかかった費用って他人に「いくらだったよ」と伝えるものでもありません(相手がゲストであればなおさらです)。
結婚式の内容も千差万別です。この平均の結婚式と全く同じ内容の結婚式をするわけではありませんよね。
まわりがいくらくらいということを気にするのではなく、自分たちのしたい結婚式をするとなった時に見積もりがいくらになるのか…ゲストに満足してもらう式にするにはいくらくらい必要なのかということを考えてみましょう。
また、ご自分たちがいくらくらいまでなら出せるのかという予算もしっかりと心に刻んでおきましょう。
無い袖は振れませんから、予算が平均よりも低い金額だとしても、それ以上の式を背伸びしてしまうと結婚式後に後悔してしまうことにもなりかねないのです。
いかに満足のいく式を予算内に収めるかということが最大のポイントとなります。