意外ともめる原因に?結婚式のゲスト選びのポイントを知りたい!

結婚式の準備の最中は、幸せなカップルでももめてしまう…ということもあります。その原因の一つとされているのがゲスト選びです。

え?なんで?ゲストくらい自分の好きなように呼んだらいいんじゃないの?と思われるかもしれませんが、実はそう簡単なものでもありません。

会場の広さもありますし、新郎新婦のバランスの問題もあります。また、親の意向なども少しは考慮しなくてはいけません。

今回は、ゲスト選びのポイントをいくつかご紹介していきましょう。

■新郎新婦でゲストは半々くらいがいいの?

披露宴の席次を考えると、理想は新郎新婦のゲストがそれぞれ半々くらいになる事ですが、実際には難しいですよね。

多少人数差があっても構いませんが、新郎:新婦で1:9のように極端に偏るのは避けた方が良いでしょう。

一般的には新郎側のゲストの方が人数が多いのは構わないと言われていますが、現在ではそこまで厳密なものは無く、新婦側のゲストが多少多くても問題は無いようです。

バランスが悪くなりそうなときは、プランナーに問題ないか相談をしてみましょう。

■まずはカテゴリー分けをしてゲストを考えよう

披露宴の席次にもかかわってくることですが、まずは、「会社」「友人」「親族」など、カテゴリーに分けてからゲストを考えていきましょう。

また、新郎新婦共通の友人がいる場合は、そういったカテゴリーでもピックアップしておくとよいですね。

カテゴリーを分けた後に、呼びたいゲストをピックアップしていきます。まずは優先順位など考えずにどんどん名前を出していってください。

親族に関してはあらかじめ両家の親御さんに意向を確認しておくと良いでしょう。

例えばあまり交流の無いいとこなどでも親族間では結婚式に呼ぶという慣例がある家庭もあります。そういう家庭の場合「どうしても呼んでほしい」と親御さんに言われるケースもありますので前もってチェックしておいた方が良いですね。

■優先順位を付けていきましょう

ゲストの名前出しが終わったら今度は優先順位を付けていきましょう。全員を結婚式に呼ぶことが出来れば一番良いのですが、なかなかそういうわけにもいきません。

特に会社の人はどこまで呼べばいいのか…というケースもありますよね。同僚だけで上司は呼びたくないというケースもあるでしょう。逆に、新郎新婦共に同じ会社だから会社の人はある程度呼ばないといけない…ということもあるかもしれません。

友人を優先して呼びたいのか、会社の人を呼んだ方が良いのかなどは結婚式の雰囲気にもかかわってくることですから、悩むことがあればプランナーさんにも相談してみてくださいね。

■呼ばない方がいい人っている?

結婚式は一生にそうはないハレの舞台ですから多くの人に祝福してほしいと考えるかもしれません。

しかし、中には出来れば呼ばない方が良いのではないか…という関係の人も存在します。

例えば、元彼女や元彼氏です。たとえ今は友人関係であったとしても、そういった関係にあった人を呼ぶのはあまり好ましくありません。

どうしても呼びたい場合は、パートナーにもきちんと報告し、許可を得てからにしましょう。

また、以前結婚式に招待してもらったけど今は全く疎遠になっている…という方も無理に呼ぶ必要はありません。今も交流があるのであれば呼んでも構いませんが、数年間も音信不通だったのに、突然招待状を送りつけても、相手も困惑してしまいます。

■大切なのは新郎新婦できちんと確認する事

そして、ゲストをピックアップしたら、必ず新郎新婦でお互いの呼びたいゲストを確認し合いましょう。二人の式ですから何事も二人で決定していくことが重要です。

高い?安い?結婚式ってどのくらいお金をかけるものなの?

結婚式をする!となって見積もりを見ると、その金額にびっくりした…なんていう方も珍しくはありません。

想像している以上に結婚式にはお金がかかるものです。

では、いったいどのくらいお金を掛けるのが妥当なのかな?と気になるところかもしれません。

■全国の平均はどのくらい?

結婚式の相場を出すのって実はとっても難しく、それは結婚式の規模や内容は結構地域性にも左右されると言われているからです。

では、どのくらいが平均なのかな?というと、全国の平均はゲストを50名とした時に約251万円となっていました。

地域別にみると金額には地域差があり、首都圏と九州地方では同じ50名招待した時に50万円以上も差がありますし、東海地方は平均よりも30万円以上高いようです。

■地域性によっても結婚式の費用ってそんなに異なるの?

結婚式ってどこも同じでしょ?と思われるかもしれませんが、実はそんなことはありません。

結婚式の内容は結構地域性に大きな影響を受けているのです。

例えば、ある地域では引き出物にかならず「かつおぶし」を入れるという習慣があるところもありますし、結婚式は昔から煌びやかで派手なものでなければならないという慣習のある地域もあります。

また、披露宴を新郎新婦・両家主催ととらずに別に主催者をたてて、会費形式で行うというスタイルが定着している地域もあるのです。

親御さんが「うちの家ではずっとこういう慣習だからこういう風にしてほしい」という希望を持たれているかもしれません。

自分たちの結婚式だから口を出さないで!と思うかもしれませんが、結婚式は両家がつながる式でもあります。出来るだけ親御さんの話にも耳を傾けるようにしましょう。

その地域、その地域によって、結婚式の慣習などは大きく異なりますので、プランナーさんにもそのことを確認しておいた方が良いでしょう。

■結婚式の金額に正解は無い!

結婚式って決して他人と比べるものではありません。

あの人の結婚式がいくらだったからうちの結婚式もそれ以上じゃないと…なんていうことは決してありませんし、そもそもなかなか自分の結婚式にかかった費用って他人に「いくらだったよ」と伝えるものでもありません(相手がゲストであればなおさらです)。

結婚式の内容も千差万別です。この平均の結婚式と全く同じ内容の結婚式をするわけではありませんよね。

まわりがいくらくらいということを気にするのではなく、自分たちのしたい結婚式をするとなった時に見積もりがいくらになるのか…ゲストに満足してもらう式にするにはいくらくらい必要なのかということを考えてみましょう。

また、ご自分たちがいくらくらいまでなら出せるのかという予算もしっかりと心に刻んでおきましょう。

無い袖は振れませんから、予算が平均よりも低い金額だとしても、それ以上の式を背伸びしてしまうと結婚式後に後悔してしまうことにもなりかねないのです。

いかに満足のいく式を予算内に収めるかということが最大のポイントとなります。

よく聞く大安とかって…結婚式の日取りって気にしなきゃいけないの?

アナタは日常生活で六曜などを意識したことがありますか?普段生活している中で「今日は仏滅だから…」とか「大安だから」と意識をする機会は多くないかもしれません。

しかし、結婚式になると、急に「大安じゃないとダメ」とか「仏滅は避けたい」なんていうことを言われて「なにそれ?」ってなってしまいますよね。

結婚式の日取りはそのような事を気にしなくてはいけないのでしょうか?

■昔は結婚式など冠婚葬祭の時、六曜が意識されていた!

六曜は六輝とも呼ばれています。暦注の一つとなっていて、昔から日本人はこの六曜を冠婚葬祭を行う時に強く意識していました。

その名の通り6種類あり、それぞれに意味があります。()内には結婚式を行うのに適しているかどうかを記載しています。

○先勝
その名の通り、午前中が良く午後が良くないという日。
(午前中から結婚式を始めるのは良いが、午後から始めるのは良くない)

○友引
朝、夕方、夜は悪くなく、昼が良くないという日。
(結婚式をするのには問題のない日。友を引くということから友人も幸せに引っ張る意味を込めて引き出物を発送する日としても良いとされている)

○先負
勝負ごとなどに向かない日。午前中はよくないが、午後は良いという日。
(結婚式も午後から始めればあまり問題ないとされている)

○仏滅
六曜の中で最もよくない日。
(結婚式など祝い事には向かない日とされている)

○大安
六曜の中で最も良い日。
(結婚式など祝い事に最も向いている日とされている)

○赤口
午前11時ごろから午後1時ごろまでは良く、それ以外はよくない日
(結婚式もその時間帯から始めれば良いともされている)

この中で、結婚式に最も向いている日は「大安」とされていて、その流れが現在でも慣習として残っています。

■六曜は意識しないとダメなの?

実際に、現代生活で六曜を意識する機会は少ないのに、結婚式だけ六曜を意識しないとダメなの?と思われるかもしれませんが、実際問題は、当人たちの意識次第です。

正直、大安に結婚式をしても離婚するカップルは離婚しますし、仏滅に結婚式をしても離婚せずとっても幸せに生活をしているカップルもたくさんいます。

そのため、六曜に関してはもう意識の問題と言わざるを得ないのが現状です。

なら私たちは気にしないから別にいいか…と思われるかもしれませんが、そこはちょっと待ってください。

上記でもご紹介した通り、昔から日本人の中で大切にされてきた六曜ですから、親御さんの世代や、会社の上司、仲人さん、祖父母などの親族が日取りについて強いこだわりを持っている場合もあります。

こちらは気にせずに仏滅を選んだけれど、ゲストに「なんでこんな日にしたんだろうね~」と言われてしまう可能性もないとは言えません。

そのため、結婚式の日取りを決めるときは、新郎新婦のみで決めたりはせずに、両家の親御さんにもきちんと相談してみましょう。

親御さんが「その日は日取りが悪い…」と難色を示すようであれば、そう考える親族やゲストもいると考えて日取りについて再考することをオススメします。

ただし、どうしてもその日が良い!という理由があるのであればきちんと理由を説明し、親御さんに納得してもらうのも決して悪いことではありません。

舞い上がるのもわかるけど…結婚式は誰のためにするのか考えてみよう

結婚式をする!となると気分が舞い上がってしまうこともあるかもしれません。特に以前から結婚式に憧れを持っていた場合、「自分の為の結婚式」と思ってしまうこともあるでしょう。

しかし、ちょっと待ってください。そもそも結婚式って何のためにするのでしょうか?どうしてお金も手間もかかる結婚式を皆さん代々してきたのでしょうか?

結婚式は誰のためにするものなのか?その点について今一度考えてみませんか。

■結婚式には家と家をつなぐという意味も込められている

結婚式ってスタイルはそれぞれ違いますが、日本独自のものだけでなく世界各国で古くから行われていますよね。つまり、それほど重要視された儀式だということです。

そして、世界各国で、結婚式はお祝いの儀式とされています。二人が夫婦になる事を認め祝福する習わしなのです。

また、日本では家と家同士がつながりを持つという重要な意味が込められていました。古来から日本には「家」という意識が強く、結婚によりその家同士が結びつくということに特別な意味が込められていたのです。

そのため、この家とこの家がつながりましたよ。という発表の意味も結婚式には込められていたようです。

■親御さんの世代にとって結婚式は大切なものであることも

中には本人たちが「結婚式はしなくてもいい」と思っていても、その親御さんは「結婚式をしてほしい」と願っていることもあります。

借金をしてまで無理にでも結婚式を…と願う親御さんはいないでしょうが、それでも出来れば「娘・息子のハレ姿を見たい」と願う親御さんは少なくないものです。

そのため、自分たちのために式を挙げるというよりもご両親のために結婚式をしたというカップルも多くいます。「おばあちゃんが強く希望して」など祖父母のために結婚式を挙げたカップルもいるのです。

結婚式しようかな~どうしようかな~と悩んでいるカップルは両家の親御さんなどに相談してみるのも良いでしょう。

■結婚式を行うことで自分たちのけじめをつける

結婚式を挙行するまでには時間も労力もお金もかかりますよね。式にたどり着くまでの最中には喧嘩してしまうカップルもたくさんいます。そのせいで、結婚式なんてもうしなくていい!と思う瞬間もあるでしょう。

しかし、いざ結婚式をすると、今までお付き合いをしていた関係から「家族になったんだ」「二人で生きていくんだ」という強い意志を持つことが出来るようになります。

親族や友人などからも祝福されますから、より一層その気持ちは高まる事でしょう。

結婚式を行うことによって、今までの自分たちの関係とは一線を引き、夫婦としてけじめをつける…という意味でも結婚式を行う意義は十分にあります。

■ゲストの方々に結婚の報告と感謝を告げる機会

結婚式は花嫁のためのもの…と思われがちですが、本来新郎新婦は主催者です。つまりもてなす側ということになります。

結婚式には、足を運んでくれたゲストの方々に、二人は夫婦になります!という報告と今までお世話になっている感謝、そしてこれからもよろしくお願いしますという意味も込められているのです。

このように、結婚式は、家族の為、自分たちの為、ゲストの為とそれぞれのために行う意義のあるものです。

決して独りよがりにならないよう注意しましょう。

結婚式の招待状で失礼がないように…5つのポイントをご紹介!

結婚式にゲストを招待するときに必須アイテムとなるのが招待状です。

たとえ口約束で「結婚式来てね」「いいよ」となっても、招待状を送り、きちんと出欠の確認をするのが通常となっています。

しかし、結婚式の招待状も場合によっては相手に失礼だ…ととられてしまうものもありますので注意が必要です。

■いきなり招待状を送りつけない!事前に報告を

結婚式の招待状をいきなり送りつけるのはマナー違反です。

あらかじめ、「○月○日に結婚式をするので招待状をお送りしても良いですか?」など結婚の報告をしてから招待状を送るようにしましょう。

また、最近ではあらかじめ結婚式の出席の意志を確認しておいて、出席という方のみに招待状を送付するというパターンもあるようです。

友人関係ならそれでも問題ありませんが、親族など両家の親御さんが関わってくる場合は、親御さんに「○○さんは結婚式欠席と聞いているけれど招待状は送った方が良いかな?」と確認してみるようにしましょう。

■ギリギリに招待状を送るのはマナー違反

招待状をギリギリに送るのは重大なマナー違反のうちの一つです。結婚式に参加するにはゲストもそれなりに準備の期間が必要となります。

あまりギリギリに招待状を送ると「誰かに断られたから人数集めのために招待されるのかな?」などいらぬ誤解を招くことにもなりかねませんし、急に言われてもスケジュールの都合がつけられないですよね。

そのため、結婚式の2~3か月程度前に招待状を発送するのが一般的です。結婚式場のプランナーさんもそのようにスケジュールを組むことが多いでしょう。

■返信までの期間には1か月程度ゆとりを持って

招待状はお送りするとゲストから出席の有無などの返信をもらう必要があります。返信期限については、1か月程度のゆとりを持つようにしましょう。

招待状を送って1週間以内に返信を…等は大変失礼に当たります。

もし、どうしてもいそいで返信をしてほしい…という場合は、招待状の中に急いでいるという旨をしっかりと記載し、お詫びの文章も添えておきましょう。

■封筒のあて名は手書きがマナー

最近はパソコンを利用される方も多いのですが、封筒のあて名は手書きがマナーとなっています。

毛筆での記入が一般的となっていて、ボールペンは間違っても使ってはいけません。

どうしても、手書きは苦手…という場合は、代筆をお願いするか、パソコンを利用して毛筆の書体に近い楷書体でプリントするという方法もあります。

また、この時、氏名の確認はきっちり行っておきましょう。誤字脱字があっては大変失礼になりますので、十分注意してくださいね。

間違えた場合は、必ず新しい封筒に書きなおします。修正ペンや訂正線などは絶対にNGです。

■手渡しできる相手はできるだけ手渡しで

会社の関係の人や良く会う友人などの場合、手渡しが可能ですよね。このようなゲストに対しては、きちんと手渡しで招待状を渡すようにするのがスマートです。

その際には一言添えるようにしましょう。

遠方の方などは無理に手渡しする必要はなく、郵送での送付も可能です。ただし、招待状は結構かさばりますので、どの程度送料がかかるかはしっかりと郵便局で計算してもらい、送料不足なんていう恥ずかしい事態にならないようにしてくださいね。

プランナーに相談するときは理想の結婚式のイメージをしておくと良し

結婚式の理想ってありますか?

こんな結婚式にあこがれる…こういう風な花嫁になりたい…と女性は結婚式に対して具体的な理想を持っていることもあるかもしれません。

それに比べて男性はなかなか結婚式と言ってもイメージが難しい…という場合もあるでしょう。

結婚式場が決まり、プランナーさんに結婚式の相談をするときは、まずは新郎新婦で理想の結婚式についてイメージを共有させておくとよいですね。

■男性は結婚式のイメージが沸きにくいならパートナーに聞いてみよう

男性の場合、結婚式と言われても…となる方もいらっしゃるかもしれません。そんな場合は、まずはパートナーに「どんな結婚式にしたい?」と聞いてみてください。

女性の中には、確固たる理想の結婚式像を持っている方もいらっしゃいます。そのような方の場合、理想と異なるような結婚式になると、その結婚式がイヤな思い出として残りかねません。

そのため、まずはしっかりパートナーの希望を確認するようにしましょう。

また、「それは無理だよ~」とか「恥ずかしいからやめようよ~」という言葉は言いたくてもひとまず我慢。あくまでもパートナーの理想ですから否定をせずに聞いてあげてくださいね。

■女性は自分の理想ばかりを押し付けないように注意!

結婚式に対して夢を持っている女性の場合、理想の結婚式を思い描いていたという方も少なくありません。

その理想をすべてかなえたい気持ちは分かりますが、結婚式は一人ではできないということをしっかりと意識しましょう。

また、男性の中にも結婚式に対して「これをやりたい」「こんな式にしたい」というイメージをお持ちの方もいらっしゃいます。自分の気持ちばかりを押し付けたりせずに、「アナタはどんな結婚式にしたい?」ときちんと相手の話も聞くようにしましょう。

■これだけはしたくない!ということを共有しておくのもOK

結婚式に対して具体的なイメージが沸かない…というカップルもいますよね。

そういうカップルの場合は、まず「これだけはしたくない!」ということをピックアップするのも悪くありません。

例えば花嫁の親への手紙。披露宴では当たり前の光景となっていますが、中には人前で手紙は恥ずかしいから、手紙は書くけど手渡しだけにしたい!という方もいらっしゃることでしょう。

また、服装も和装はしたいけどカクテルドレスは着たくない…タキシードはいいけど紋付き袴はちょっと…など希望があるかもしれません。

これはちょっとしたくないよね…ということを共有しておくだけで、プランナーとの話し合いも漠然としているよりは進みます。

■イメージがどうしてもできないならブライダルフェアに参加するのも○!

今まで結婚式に参加したことがないからしたいこともしたくないこともわからない…なんていう場合は、まずはブライダルフェアに参加してみてはいかがでしょうか?

実際に挙式や披露宴の流れに沿ってモデルの方が行うのを見ることができますので結婚式のイメージがぐんと広がるかもしれません。

ゲストが喜ぶ!結婚式場で準備しておきたいちょっとした心遣いとは?

結婚式は新郎新婦やそのご家族にとっても一大イベントですが、参加するゲストにとっても結構大変なものだったりします。

そんなゲストの方に少しでも喜んでもらえるようおもてなしをしておくと、数年たっても、「あれは良い式だったね~」と言ってもらえることもあるのです。

ここでは、ゲストが喜ぶ結婚式場に準備しておきたいちょっとした心遣いをご紹介しましょう。

■待機スペースに今はやりのインスタ映えグッズを準備すると盛り上がる!

ゲストは案外待ち時間が長く、挙式や披露宴が始まるまで退屈に過ごしてしまいがちです。

そんな時間を埋める事が出来るように、待機スペースに、インスタ映えグッズを準備しておくと喜ばれます。

特にフォトプロップスをたくさん準備しておけば、写真撮影に花が咲きます。ウェディング仕様のフォトプロップスもたくさん売られていますし、手作りしても良いでしょう。

■お手洗いも工夫次第でゲストが喜ぶ空間に!

お手洗いにはぜひアメニティをセッティングしておきましょう。

女性用には、コットンや綿棒、脂取り紙、つまようじ、サニタリーグッズなどがオススメです。男性用にはつまようじ、脂取り紙、ウコン、デオドラントシートなどを準備しておくと喜ばれるでしょう。

また、お子さんがいらっしゃるゲスト用におむつを数枚準備しておくのも良いですね。

■季節に沿ったおもてなしを準備しておくと○!

結婚式に参加するパーティー衣装は季節感とギャップのあるものもあります。そのため、季節に沿ったおもてなしを受付などに準備しておくと喜ばれるでしょう。

例えば、夏の暑い時期は扇子やうちわ、秋冬の寒い時期はブランケット、カイロなどです。

■カメラを有効活用するのもアリ!

受付にインスタントカメラを準備しておいて、自由に撮影をしてもらうなどするのも良いでしょう。

即プリントされるものならそのまま持って帰ってもらうことも出来ますし、後日こちらでプリントアウトして、お礼のメッセージを添えてお送りするのも素敵ですね。

■お子様連れのゲストがいる場合はさらに細かな心遣いを!

お子様連れのゲストがいる場合は、お子様を退屈させない工夫も重要です。

大人が思っている以上に子どもは飽きやすいので、塗り絵や音の出ないおもちゃなどをあらかじめこちらで準備しておく、お菓子の詰め合わせなどをプレゼントするなど出来る限りの配慮を行いましょう。

また、おむつ交換スペースや、授乳スペースなどもきちんと確保しておくことも大切です。

式場によっては託児スペースやキッズスペースがあるところもありますので、そういったものが利用できるということをあらかじめ伝えておくのも良いですね。

子どもは突然泣き出したりどうしてもしてしまうもの…と思って、少し気分を変えられるようなスペースやグッズをプランナーさんとも相談してみましょう。

■自分がゲストならどうされたらうれしいかを考えてみて

今まで他の人の結婚式に行ったことが無い…という方は、いったいどういうおもてなしをすればいいのかわからないということもありますよね。

そんな時は、自分がこの結婚式のゲストだとして、本当に楽しい時間を過ごせるかどうかという視点で一度見てみてください。

「こういうものがあればうれしいな」「こんな心遣いがあったら感動するな」と思うおもてなしをすれば、実際に来てくれるゲストも満足する事でしょう。

知っていますか?結婚式の基礎知識…挙式と披露宴の違いとは

結婚式というとどんなイメージを持ちますか?牧師がいて、指輪交換をして、ブーケトスして、ケーキを食べさせ合って、お色直しして…と様々な事が思い浮かぶのではないでしょうか。

では、挙式と披露宴の違いってわかりますか?

この質問にはなかなか「これ!」とお応えできる方は少ないかもしれませんね。

しかし、挙式と披露宴はその目的や流れも大きく異なります。

今回は、結婚式の基礎知識として、挙式と披露宴の違いをご紹介していきましょう。

■挙式とは神聖な儀式の一つ

挙式はカップルが夫婦になるための儀式の一つととらえられています。現在の日本では婚姻届を提出すれば夫婦として認められますが、宗教色が強かった時代や、他の国などでは宗教の儀式の一つとして挙式がありました。

キリスト教であれば教会で牧師や司祭の、神道であれば神社で神主の、仏教であれ菩提寺や仏壇の前で住職や和尚の執り行いによって挙式は進められます。

それぞれの信じる神や仏に夫婦になる事についての赦しを請ったり、報告をしたりする儀式です。

挙式の流れについては宗教ごとに異なります。

例えば現代の日本でも多くの方が行っているキリスト教式の場合、賛美歌や指輪の交換、誓いのキスなどが行われるのです。

しかし、近年ではそれほど宗教色は意識されなくなりました。普段その宗派ではなくても結婚式場のチャペルを利用してキリスト教式や、和装が着たいから神前式…という選択も行われています。

また、宗教色を完全に排除した「人前式」も人気です。人前式はその名の通り、「人前」で誓う式となっていて、参列してくれた方々へ夫婦になるということを誓う式となります。

■披露宴はゲストへの報告とパートナーを披露する機会

披露宴は挙式とは違い儀式ではありません。来てくれたゲストへ結婚の報告と、感謝、パートナーの紹介をかねた宴となります。

そのため、披露宴には厳密な決まりや流れなどは無く、主催者側(新郎新婦側)の意向を強く反映して行うことが可能です。

披露宴を行う時には、料理やお酒などの飲み物でゲストをもてなし、ゲストと楽しい時間を過ごすということに主体が置かれます。

一般的な披露宴では、ウェディングケーキ入刀やファーストバイト、ゲストによる余興などが行われるのです。

■挙式と披露宴両方行わないとダメなの?

結婚式というと、日本では挙式と披露宴がセットになって行われがちです。しかし、実際には、どちらかだけを行っても構いません。

また、挙式と披露宴を別日に行う、挙式は身内だけにし、後日友人などを招いてお披露目パーティーにするなんて言うのもOKですし、披露宴はするけど身内のみのお食事会のスタイルにする…というのも大丈夫です。

近年、挙式は海外で二人だけで挙げ、後日帰国してから披露宴をする…なんていうパターンも増えてきています。

昔よりも結婚式に関する慣習などもゆるくなってきていますので、お二人にとって満足いく結婚式になるとよいですね。

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結婚式の見積もりをもらう時は初めに理想をすべて詰め込んでみて!

結婚式場を決めるときにポイントの一つになるのは見積もりです。

どうしてもここ!っていう式場が無い場合、まだ結婚式場を決めていない段階で見積もりは重要な判断材料となります。そのため、複数の結婚式場で見積もりをお願いするのであれば、出来れば条件はすべて同じにしましょう。

また、結婚式の見積りをもらう時はできるだけはじめに理想のすべてを詰め込んでみてもらうとよいでしょう。

■どうして理想を始めに詰め込んだ方がいいの?

ではなぜ理想をすべて詰め込んだ状態で見積もりを取ってもらう方が良いのでしょうか?

実は結婚式場が初めに出してくる見積りは最低限必要なもののみを入れたプランが多いからです。式場サイドも少しでも安く見せるためにこのような手法を取ることがあります。

話しをしていくうちに、実際はそれでは足りず、最終的な金額と大きくかけ離れてしまうこともあります。

式場を比べるときに、最終的な値段が下がればよいのですが、金額が上がってしまえば、もしかしたら今の式場よりも別の式場の方がトータルで安くなったなんて言うこともあり得るのです。

また、結婚式の相場を知らない方にとって、結婚式ってすごく高いですよね。初めはその見積金額にビックリしてしまうことも多いです。

それが最低プランで、そこからプラスしていく…となると結局は予算オーバーになりがちです。

そのため、まずは、自分たちの考える理想の結婚式で見積もりを出してもらいましょう。

初めからMAX金額を把握しておくことで、どこか抑えられるところは無いか、理想とは違うけど妥協できる点は無いか…などを探していく方が、結果的には満足いく結婚式を迎えることが出来るのではないでしょうか。

■注意したいポイントは引き出物や料理、お花の金額

結婚式場側が初めて見積もりを出す際に、引き出物や料理、お花が最低ランクで計算されているところがあります。そのような場合、結局「それではゲストが満足しないから」「それではみすぼらしいから」など理由がついて最終的にいくつか高いランクに変更しがちです。

そのため、引き出物はあらかじめ「この金額くらいで」と金額を指定しましょう。料理に関しては、「この式場で一番よくみなさんが選択されるくらいの金額で」と指定します。ドリンク代も忘れずに確認しましょう。

お花代に関しても、「他の方はどのくらいですか?」と聞いてみて、平均的な金額を選択するようにしてください。

■やりたい演出があればその分も見積もりに入れてもらう

例えば、ブーケトスの代わりにビッククラッカーやパラシュートベアなどをしたい!という希望があればそういったものもきちんと伝えて見積もりに計上してもらいましょう。

こういったものも小物に料金がかかりますし、持ち込み料がかかるケースがありますので、やりたいことがあればあらかじめ伝えておく方が無難です。

また、ドレスなどで着たい衣装があるのであればそれも伝えておきましょう。有名人プロデュースの衣装などは基本料金とは別に料金が発生するケースもあります。

もちろん、プランナーの方と話しているうちにやりたい結婚式の内容が変わっていくことはよくあります。そういった場合も、その都度見積もりを取ってもらうようにすると安心です。

結婚式場を選ぶ時にはカップルでブライダルフェアに参加してみよう!

結婚式場って日常生活ではあまり意識していませんよね。

自分たちの地域にどんな結婚式場があるか…というのを知らないという方も多いのではないでしょうか。

いざ結婚式をしよう!となった時に悩むのが結婚式場選びです。

「どうしてもここで結婚式をしたい!」というもともともの希望が無いのであれば、色々な結婚式場のブライダルフェアなどに参加してみるとよいでしょう。

■ブライダルフェアにはカップルで参加するのが良し!

ブライダルフェアは基本結婚を控えた男女カップルで参加するようになっています。中には、親御さんや友人でもOKというケースもないこともないですが、できるだけ、カップルで参加するようにしましょう。

男女によって、その式場に対しての印象は異なりますし、やはりスタートは肝心です。

まずはブライダルフェアに参加するというところから結婚式に対するモチベーションを上げていくようにすると良いでしょう。

■ブライダルフェアって何するところ?

ブライダルフェアは、各結婚式場で行われます。実際に結婚式に使用されるチャペルや披露宴会場を利用して、こちらはゲストとしてその雰囲気などを味わうことができます。

モデルの新郎新婦も登場し、料理や飲み物なども複数提供されたりしますので、本番さながらの流れを実感することができるのです。

一通りの流れを経験した後は、プランナーさんや担当者の方が付き、相談会が開かれます。

その場で契約すれば安くする…なんていうところもありますが、もちろん即決する必要はありませんし、フェアに参加したからそこで結婚式しないといけないということもありませんので、安心してください。

また、引き出物の見本やサンプルをいただいたり、ドレスやタキシードの試着が出来るところもあります。

■予約は必要なの?

多くのブライダルフェアの場合は、事前予約が必要となります。これは料理の提供などがある為で、あらかじめ準備が必要だからです。

しかし、中には、予約不要のカジュアルなスタイルのブライダルフェアもあります。定員に達していなければ入場することができますので、飛び入り参加も可能です。

ブライダルフェアは有料の場合も無料の場合もありますので、事前にチェックしておく方が良いでしょう。

■ブライダルフェア当日は写真やメモを忘れないで

ブライダルフェアにただ参加するだけでは、記憶もあいまいになってしまうかもしれません。ここが気に入った、これが気になった…などのポイントをメモしたり、会場や料理などを写真に撮ったりし、後で他の式場と比較できる材料を作るようにしましょう。

■ブライダルフェアに予約するときはブライダルカウンターなどを通すと特典も!

ブライダルフェアなどに参加する際は直接式場に問い合わせをしても良いですし、ブライダルカウンターや結婚式相談カウンターなどを通して予約をしてもらうのも良いでしょう。

ブライダルカウンターなどを通すと、プレゼントや割引のサービスなどを受ける事が出来る可能性もありますので、是非チェックしてみてください。