結婚式の準備の最中は、幸せなカップルでももめてしまう…ということもあります。その原因の一つとされているのがゲスト選びです。
え?なんで?ゲストくらい自分の好きなように呼んだらいいんじゃないの?と思われるかもしれませんが、実はそう簡単なものでもありません。
会場の広さもありますし、新郎新婦のバランスの問題もあります。また、親の意向なども少しは考慮しなくてはいけません。
今回は、ゲスト選びのポイントをいくつかご紹介していきましょう。
■新郎新婦でゲストは半々くらいがいいの?
披露宴の席次を考えると、理想は新郎新婦のゲストがそれぞれ半々くらいになる事ですが、実際には難しいですよね。
多少人数差があっても構いませんが、新郎:新婦で1:9のように極端に偏るのは避けた方が良いでしょう。
一般的には新郎側のゲストの方が人数が多いのは構わないと言われていますが、現在ではそこまで厳密なものは無く、新婦側のゲストが多少多くても問題は無いようです。
バランスが悪くなりそうなときは、プランナーに問題ないか相談をしてみましょう。
■まずはカテゴリー分けをしてゲストを考えよう
披露宴の席次にもかかわってくることですが、まずは、「会社」「友人」「親族」など、カテゴリーに分けてからゲストを考えていきましょう。
また、新郎新婦共通の友人がいる場合は、そういったカテゴリーでもピックアップしておくとよいですね。
カテゴリーを分けた後に、呼びたいゲストをピックアップしていきます。まずは優先順位など考えずにどんどん名前を出していってください。
親族に関してはあらかじめ両家の親御さんに意向を確認しておくと良いでしょう。
例えばあまり交流の無いいとこなどでも親族間では結婚式に呼ぶという慣例がある家庭もあります。そういう家庭の場合「どうしても呼んでほしい」と親御さんに言われるケースもありますので前もってチェックしておいた方が良いですね。
■優先順位を付けていきましょう
ゲストの名前出しが終わったら今度は優先順位を付けていきましょう。全員を結婚式に呼ぶことが出来れば一番良いのですが、なかなかそういうわけにもいきません。
特に会社の人はどこまで呼べばいいのか…というケースもありますよね。同僚だけで上司は呼びたくないというケースもあるでしょう。逆に、新郎新婦共に同じ会社だから会社の人はある程度呼ばないといけない…ということもあるかもしれません。
友人を優先して呼びたいのか、会社の人を呼んだ方が良いのかなどは結婚式の雰囲気にもかかわってくることですから、悩むことがあればプランナーさんにも相談してみてくださいね。
■呼ばない方がいい人っている?
結婚式は一生にそうはないハレの舞台ですから多くの人に祝福してほしいと考えるかもしれません。
しかし、中には出来れば呼ばない方が良いのではないか…という関係の人も存在します。
例えば、元彼女や元彼氏です。たとえ今は友人関係であったとしても、そういった関係にあった人を呼ぶのはあまり好ましくありません。
どうしても呼びたい場合は、パートナーにもきちんと報告し、許可を得てからにしましょう。
また、以前結婚式に招待してもらったけど今は全く疎遠になっている…という方も無理に呼ぶ必要はありません。今も交流があるのであれば呼んでも構いませんが、数年間も音信不通だったのに、突然招待状を送りつけても、相手も困惑してしまいます。
■大切なのは新郎新婦できちんと確認する事
そして、ゲストをピックアップしたら、必ず新郎新婦でお互いの呼びたいゲストを確認し合いましょう。二人の式ですから何事も二人で決定していくことが重要です。